埼玉コグトレ研究会について


埼玉コグトレ研究会は、ソーシャルスキル・機能強化・作業の3方面の認知トレーニングから、すべての子どもたちの支援を考えていく、教育・医療・保険・心理・矯正・福祉の専門家からなる研究会です。
  本研究の活動を通じて『子供から大人まで円滑な日常生活のための新しい支援方法』を地域に広めていきます。

代表挨拶

代表   加藤和貴  (さいたま市在住)

作業療法士 公認心理師 

精神科作業療法協会 理事

日本アロマセラピー学会 監事

東京YMCA医療福祉専門学校 作業療法学科

 

  2019年の精神科作業療法協会全国研修会でコグトレ研究会(現:日本COG-TR学会)代表理事である宮口幸治先生にお会いしました。

  コグトレは認知機能の強化を直接的に期待できるアプローチです。様々な問題を抱えた人々に対し、その対策以前に基礎である認知力の脆弱性を何とかしなければという考え方は非常に合理的で共感できました。

  また「みる・きく・記憶・注意・想像」といった認知機能の全てをカバーし、医学として不可欠な効果検証がされている点も実践的です。既に市販のコグトレ教材を利用し効果も感じていましたが、直接お話を伺い改めてその有用性を学びました。

 「ゆっくり丁寧に教える」ということも大切です。しかし機能面へのアプローチも不可欠なのです。機能面へアプローチせず丁寧に教えるだけでは、しっかりした受信機がないところに電波を送るようなものとなってしまいます。優しい電波や丁寧な電波などそれなりに工夫した電波(指導)を送ったとしても受信機(認知機能)がしっかりしていなければテレビは映りません。まずはしっかり受け止めることのできる受信機が必要なのです。そのための方法の一つがコグトレです。

  この度、既に設立されている神奈川静岡大阪広島四国・山口・長野・鹿児島コグトレ研究会に続き、日本で9番目の研究会として「埼玉コグトレ研究会」を発足することにいたしました。教育・医療・保険・心理・矯正・福祉の領域で支援をしている皆様との養成講座・報告会などを通し、今この時も悩んだり困っている子どもたちやご家族が、より楽しくゆとりをもって日々を過ごせるよう関わっていきたいと思っております。

  不器用さのある子どもをもつ親として、そして支援者として、沢山の方々のお力を借りながら地域にコグトレを広めたいと考えております。

 ご協力宜しくお願い致します。

役員

   梶原朱里     文化学園大学

 

   木下通子     埼玉県立浦和第一女子高校図書館

 

   戸塚裕美子 戸田かけはし高等特別支援学校

 

   山本裕子     元 鶴ヶ島市教育センター

 

 

 

アドバイザー

   押野修司    埼玉県立大学

 

   國重雅史    文京学院大学 

 

   西方浩一    文京学院大学 

 

  (五十音順)